座面と背面が「くの字」で一体になっており、それを支えるシンプルなフレーム。この1pソファーは僕が23歳頃に試行錯誤しながら製作した物です。

高校生の時は、あまり開かなかった『インテリア計画』という教科書を片手に、座面や背もたれの角度や大きさ。SH(座面の高さ)や腰があたる位置、肩のあたる位置

などを一つ一つ考えながら、ベニアの裏に何枚も原寸図を書いてはサンプルを作ってた事を思い出します。

その時に端材で製作したサンプルは、今でも休憩室でまったり本を読んだり、テレビを見たりするのに重宝しております。

部材を少なくしシンプルで強度を上げるフレームを製作するため、少し手の込んだ仕口をしています。

1pソファー(http://www.sugiyamakagu.com/?page_id=96)